『海峡』(昭和57年)
監督:森谷司郎
出演:高倉健、吉永小百合、三浦友和、大谷直子、小林稔侍、小林正二、大滝秀治、笠智衆、森繁久彌 ほか
久々近所のビデオ屋の1本100円シリーズ。
今作は鉄道関連といっても、青函トンネル開通までの長い長い25年間の話。
こないだダム工事の映画が話題になったが、こちらも壮絶だ。
こうして何気に利用している交通機関も、巨額を投じて、たくさんの人々がまさに命を賭けて造り上げたものなんだ。
▼story
荒い波に打たれて転覆さた船から投げ出され、1400人余死亡した事件から、本島と北海道を結ぶ海底トンネルの調査研究が始まる。
鉄道職員で地質研究者でもあるT氏は、単身青森に渡り、地元住民の協力を得て地質などの調査に没頭し、報告をまとめるが、国鉄の慣例によりいったん明石海峡へ転勤となる。
高知に残した老いた父を安心させるため、以前から親しかった女性と結婚し、息子が産まれるが、青森の厳しい自然に馴染めない妻とは常に別居状態。
岬から身投げしようとしていた女性Yを助けた縁で、身の回りのことはすっかり彼女に頼りっていた。
工事が本格的に始まるも、水漏れが激しく、一気に溢れ出すと人間には防ぎようもなく、その事故で当初から信頼して任せていた「オヤジ」さんも巻き込まれてしまう…
本編のほとんどが大量の水が吹き出している中でのシーンで、撮影時の並々ならぬ苦労がうかがえる。
空気も薄そうだし、太陽の光も届かず、常に死と隣り合わせな職場なんて、普通の神経じゃとてもムリです。。。
健さんと吉永小百合の豪華な2ショットは、何もセリフがなくても充分伝わってきて泣ける。