
監督:堀池清
出演
高山誠(大学生。財閥の御曹司)=川地民夫
高山貴子(誠の母)=斎藤美和
林本(誠の同級生。玩具問屋「林本商店」の御曹司)=木下雅弘
山中みどり(玩具工場・岩谷製作所の従業員)=吉永小百合
山中しげ(みどりの母。居酒屋「酒の店 ほまれ」の女将)=奈良岡朋子
山中もも子(みどりの姉)=南寿美子
山中政雄(小学生。みどりの弟)=亀谷雅敬
幸子(みどりの同僚)=中川姿子
君枝(みどりの同僚)=松尾嘉代
吉井百合子(大学生。吉井産業の社長令嬢)=滝口恵子
この頃の吉永小百合さんのスケジュールって一体どうなってたんだろう/驚
1時間の映画なら、ほんの数日で撮影していたのでは?
主題歌も歌ってることが多い
川地民夫さんもカッコいい
よく見るとキツネ顔だな
【内容抜粋メモ】
飛行機やサルなどのおもちゃを作る玩具工場・岩谷製作所で働く山中みどり
流れるベルトコンベアもなく、すべて手作業/驚


酒の店ほまれ
オリンピックで立ち退きを迫られている
もも子:いっそ店を辞めたらどう?
母はみどりに工場は辞めて店を手伝うよう言うが
酔った客の相手など不潔だからと嫌がるみどり

弟・政雄にピストルのおもちゃをあげると大喜び
みどりは大学に行くのが夢

映画館で財布をなくして困っている高山誠
みどりは特別席2枚買って渡す

お礼がしたいからと車で送ってくれるマコト
正面に東京タワーが見える
マコト:明日の晩会ってくれませんか?

マコトは友だちに貸すほど金を持っているが
金がないフリをしてガールハントするのが流行っていて
すごくいい娘を見つけたと自慢する

自宅でピアノを弾いてるマコト
母は吉井産業の社長令嬢・百合子と一度会ってと頼む
父は海外出張中
マコト:彼女くらい自分で探しますよ
*
工場の同僚はみどりの出会いを羨ましがる

マコトは明日もデートに誘うが学校があるとウソを言って断るみどり
目白というと、日本女子大だと思われる

高級レストランで食事

夜のクラブで踊っているとマコトの同級生が声をかけて
マコトが財閥の御曹司だと知る


別の店に来て、林本を紹介する
4人でドライブするから友だちを誘ってと頼まれる
*
みどりは幸子と君枝を連れて来る
君枝:チャンスじゃないの!
♪雪山讃歌
雪よ岩よ 我らが宿り
おれたちゃ町には住めないからに
カラオケがないから、こうして歌ったのかな
しかも唱歌

湖ではモーターボート
こういうのも運転できないとだね

林本:
おたくの学校は文化祭いつ?
ぜひご招待願おうと思って
みどりはウソが辛くて顔がくもる
帰宅すると、立ち退きが決まったと家族会議中
みどり:私、大学に行きたい
母:新しいお店ではあんたにも店を手伝ってもらう

みどり:
あの方と付き合うのやめる
いつまでもウソついてるのがイヤなの
本当の私のこと分かった時コワイのよ

三輪に乗って届け物に出るみどり
玩具問屋「林本商店」の御曹司・林本はみどりを見て驚く
店員:女工には惜しい器量よしですがね
みどりは気晴らしに同僚をダンスに誘う
ブルースが流れてる♪
遊ぶ場所も違うんだな
男にキスを迫られて、平手打ちしてタクシーに乗る
マコトは夜の公園でみどりを待っている
マコト:帰りかけたけど、戻ってきてよかったよ
またレストランで食事
本当は映画館でお金を持っていたことを明かすマコト
吉井一家が入ってきて挨拶し、ユリコはみどりに気がつく
心配して起きていた弟マサオと一緒に歌っているうちに寝てしまう
マコトにウソを言っていたことを詫びて別れる手紙を書いて破る

母がみどりについて聞いて、学校の友だちだと誤魔化すマコト
仮病で寝ているみどりは姉に泣きつく
姉は本当のことを言うようすすめる
幸子が心配して店に来る
みどり:ウソついて背伸びしてお付き合いするのもうイヤ

マコトはまた公園で待っていたがクラブに寄る
林本はみどりがおもちゃ工場の女工だと話す
林本:本当のこと言ったら、君に嫌われると思ったんだよ
マコト:
彼女が女子大生じゃないことは気づいていた
そんなことどうだっていい
*
マコトはおもちゃ工場のみどりを遠くから見て車で追う
(今ならストーカー行為だよね

林本:
君、遊びならやめたほうがいい
そっとしといてやるのも愛情だと思う
マコト:本気で好きなんだよ
林本:彼女の住所調べてみるか(ええ・・・/汗
夜、店にも客として入り、母に挨拶するマコト
みどりは公園で変な男に声をかけられて逃げる
店を出たマコトを追いかけるマサオ
マサオ:
姉ちゃん、高山さんがとっても好き
大学に行きたいと泣いてばかりいる
姉ちゃんのことよろしくお願いします
明日の10時に大学の関西に行くから、いつもの場所で待ってると伝えてと頼む

みどりは弟に励まされて慌ててタクシーに乗る
銀座の近くの公園てどこかな もしや日比谷公園!
互いを見つけて走り寄る
みどり:ウソついててごめんなさい
マコト:分かってたんだよ
手をつないで走るエンディング
純粋すぎてなんだか泣ける
